IncaTrail-Info of Patagonia Expedition



◇ペルーへ行く
 日本からリマへの直行便はないので、普通は北米経由のフライトで行きます。途中の乗り継ぎは1~2回、経由地はロサンジェルス、ダラス、ニューヨーク、マイアミ等と様々ですが、経由地でのストップオーバーを予定していない限り特に経由地にこだわる必要はありません。国際線航空運賃は近年大変安くなってきましたが、出発日によって数万円程度は違ってくることがあるのでよく比較検討すると良いでしょう。
 トレッキングや登山目的の場合どうしても荷物が多くなってしまいますが北米路線(日本~アメリカ)は荷物の重量規制が厳しいので要注意です。荷物が20kgを越えそうなときは予め航空会社に問い合わせておきましょう。
 その他の選択肢として、ヨーロッパ経由(パリ、ロンドン、マドリッド等)でも行けないことはありませんが、料金も割高になり、また日数も余計にかかってしまいます。


◇ビザ
 3ヶ月以内の観光目的の入国ならばビザは必要ありません。リマ空港の入国審査もそれほど厳しくないので、パスポートを渡してニコニコしていれば大丈夫。でも、もし何か聞かれてよくわからないときは、余計なことを言わずにすかさず帰りの航空券を見せて "Turista"「トゥーリスタ(観光客)!」の一言で粘りましょう。このとき質問に対して迂闊に「イエス」とか「ノー」とか言わないように。思わぬ誤解の元となってしまうかもしれません。なお、「コカの葉」および「コカ茶」はペルーでは持ち出し禁止品ではありませんが、日本国内への持ち込みが禁止されています。


◇両替
 ペルーの通貨は "Nuevo Sol" ヌエボソル($)と言います。観光客への強制両替はありません。両替は銀行や街角の両替屋"Casa de Cambo" カサ・デ・カンビオでできます。普通、手数料 "Comision"コミシオンはかかりません。ただ、リマの町中で現金を見せるのは避けたいので、とりあえず空港で当座必要な分を替えておくといいでしょう。ドル現金が強く、日本円はほとんど通用しませんのであらかじめドルを用意していきます。なお、いわゆる「闇レート」はありませんので、両替はきちんとしたところでしたほうがいいでしょう。


◇ペルー国内の移動

  • 飛行機
  •  リマから国内各都市へ国内線が飛んでいます。ただ、ペルーの国内線航空会社は少ないので常にオーバーブッキング状態となっているので油断は禁物。予約を持っていても早めに空港へ行きチェックインしてしまった方が良いでしょう。もちろんリコンファームも忘れずに。遅延、キャンセル、出発ゲート変更は当たり前と思ってください。チェックインした後もアナウンスや表示に気をつけておかしいなと思ったら回りの人に聞いて確認します。
  • 長距離バス
  • ペルー国内を旅する場合、治安上の理由で長距離バス利用は勧めません。また、アンデス山中の道は通行止めになることが珍しくなく、山越えのルートでは結局行きつけないなどということもありえますのでやはり長距離バスは避けたほうが良いでしょう。それでも長距離バスを利用するときは現地で良く情報を集め危険の匂いを嗅ぎ取る注意が必要でしょう。
  • タクシー
  • リマのタクシーにはメーターはなく、エリアごとに大体の料金相場が決まっています。これももちろん厳密なものではなく「近場はいくら、ちょっと遠くなるとこれくらい・・・」といった言い値に近いものがあります。ですから、最初はホテルの人にタクシー料金の相場を聞いておいてから利用するといいでしょう。また、2~3人で利用すると降りるときに「一人あたりいくら」といって2倍、3倍の料金を請求されることがあります。本来リマのタクシーにはこんな料金システムはありませんので乗るときにこの点も念を押しておきます。緊張するのは最初の2~3回くらいです。ペルーにツアーではなく個人で行く場合、移動がけっこう面倒なものです。リマの路線バスは複雑で使いにくいので移動にはタクシーを利用する機会が多くなります。要領さえわかればそれほど便利なものですから上手に活用してください。


◇治安の話
 残念ながらペルーの治安は余り良くありません。この地を旅行する人は十分な情報収集と準備が欠かせません。特に個人で行こうという人は所持金を分散する、パスポートのコピーを数枚用意する、などの「少しくらい盗られても大丈夫」というくらいの対策が必要になります。ツアーに参加する場合でも現地での注意事項をしっかりと守るようにします。特にリマは「ちょっとくらいの冒険は大丈夫・・・」なところではありませんから。現地でも常に最新の情報を集めるようにしてください。なお、外務省のHPでは次のような注意が出されています。


◇高山病(ソローチェ)
 リマは海岸地帯ですから大丈夫ですが、クスコは標高が3300mありますので高山病の注意が必要です。クスコはマチュピチュ遺跡観光の起点となる町ですから、言い換えればマチュピチュ遺跡へ行く人は高山病に気をつけなければいけない、ということになります。高山病は現地では「ソローチェ」と呼ばれていて血液中の酸素が不足して起こります。主な症状は頭痛、吐き気、めまいなどで、薬を飲んでも効果はありませんので症状が出た場合は低いところへ下がるしか方法がありません。最初はなんともなくても翌日急に症状が出たりしますので高所の経験がない人は慎重に行動して下さい。特に夜間に症状が急に悪化することがありますので我慢は禁物です。対策は高地に来る前に十分な休養を取っておくこと、現地では息が切れるような行動(早歩き、重い荷物を持つ、急な階段の上り下りなど)は控えること、水分を多く採ることです。また、飲酒や入浴も控えた方がよいでしょう。高山病は体力のあるなしに関係ありません。逆に体力に自信のある人が無理をして倒れるケースも見られます。軽い症状は高所反応といって誰でも出ますが、重症の高山病は命に関わりますので気をつけてください。

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