Spanish Lesson for Trekking of Patagonia Expedition





会話の基本は演技力。言葉だけでなく身振りを交えて「伝える」ことが肝心。パタゴニアやペルーアンデスでは英語はほとんど通じない。これは日本でも山の中に行ったら英語が通じないのと同じこと。やはり行く前に最低限のトラベル会話は身につけておくと良い。時々「カタコトの外国語よりも日本語で身振り手振りを交えて話した方が通じる」という人がいるがこれは相手を困らせるので感心しない。礼儀として最初くらいは相手の言葉で話し掛けた方が良いと思う。こちらがカタコトのスペイン語で話していても相手が英語を話せる人ならば英語で返事をしてくれる。



スペイン語の発音はカタカナ読みでOK。この点、英語よりはるかに楽。ただし、ゆっくりはっきり大きな声で2~3回繰り返し話すこと。この要領は日本語でもボソボソ話していたら通じないのと同じ。それから意外とアクセントが大事。発音は正しくてもアクセントが違っていたら通じない。アクセントの場所も大体決まっていて普通はカタカナ標記した単語の後ろから2~3文字目を強く(長く)言えば通じる。

例:

  • 登山道 「sendero」 
    • 普通の読みは「センデロ」だが、実際には「センデーロ」と発音する。
  • キャンプサイト 「campamento」
    • 読みは「カンパメント」で良いが「カンパント」と「メ」を強く発音すると通じやすい。




町で通りすがりの人を呼びとめて道を聞く、店に入って店の人に声をかける。こういったことは旅行中に毎日幾度となく繰り返しているはず。しかしこういった何気ないコミュニケーションをスムースに行うためには実はこのときの第一声、いわゆる「つかみ」が大事。
普通は「アロ!(Alo!)」、「ペルミッソ!(Permiso!)」の二つを使い分ければOK。ただ相手に応じてちょっと工夫をする。

  • ◇相手が自分より年上の(様に見える)場合
    • ペルミッソ・セニョール!(相手が男性)
    • ペルミッソ・セニョーラ!(相手が女性)
  • ◇相手が自分より年下の(様に見える)場合
    • アロ・ホベン!(相手が男性)
    • アロ・セニョリータ!(相手が女性)

※相手が女性の場合、未婚と既婚で呼び方が変わるがどちらか微妙な場合取りあえず「セニョリータ(未婚)」と呼んでおく。こうしておくと間違っていても相手は余り怒らない。逆だとちょっとムッとされることがある。ただ、明らかなおばさんにまで「セニョリータ」というとこれもいやみになる。


  • ポル・ファボール (英語の「プリーズ」)
  • グラッシアス (ありがとう)

◇ポル・ファボールの使い方。

  • お願いするとき:動詞の原型に付けると「~してください」という意味になる。
  • 例:「エスクリビール・ポルファボール」→「書いてください。」
  • 買い物するとき:品物(メニューでも可)を指差しながら言うと「これください」という意味になる。
  • 人ごみをかきわけるとき:「ペルミッソ・ポルファボール!」というと「ちょっと失礼!」といった意味になる。

◇グラッシアスの使い方

  • 普通に「ありがとう」というとき。
  • 買い物をしてお金を払った後にも言う。

  • 「バイバイ」といった程度の軽い意味。
  • 「チャオ、チャオ」と2回繰り返す人も多い。
  • 「アディオス」という言葉もあるが改まった言い方なのか実際には余り聞かない。

◆3つの基本表現



◇ポイント

  • (1)「キエロ」の次に物の名前を言えば「~が欲しい(探している)」と言う意味になる。
  • (2)「キエロ」の次に動詞を付ければ「~したい」と言う意味になる。

  • Quiero gas. キエロ・ガス(ガソリンが欲しい。)

  • Quiero ir a +(場所) キエロ・イーラ+(場所)
  • Quiero ir a Paine キエロ・イーラ・パイネ(パイネへ行きたい)
  • Quiero ir a aca キエロ・イーラ・アカ:(地図を指しながら)ここへ行きたい。

  • Quiero arrendar +(名詞) キエロ・アレンダール~
  • Quiero arrendar una carpa. キエロ・アレンダール・ウナ・カルパ: テントを借りたい。


  • Donde esta…? (ドンデ・エスタ~?)

◇ポイント

  • 「どこ?」と言う意味。この言葉の後に場所や人の名前を付けて聞く。




◇ポイント

  • (1) 品物を指差しながら聞く。なお、値段は紙に書いてもらったほうが間違いがなくて良い。
  • (2) レストランで勘定を払うときは「ラ・クエンタ(お勘定!)」と言う。なお、ウェイトレスが近くにいないときは手を上げ、空中でサインするしぐさをして見せると通じる。



ここに書いてある文の幾つかは文法的に間違っていますが意味は通じます。ここでは正確さよりも「覚えやすくて何とか通じる」ことを目的としていますのでそのつもりで。
大丈夫。スペイン語はここまで間違えても通じる。

もっと正確なスペイン語を身につけたいのであれば専門書に頼ること。
では、よい旅を。